【セミナー内容】
●「Drug Repositioningを加速するAIソリューション:想定を超えた適応症候補の提案」
医薬品創出難度の高まった昨今、製薬企業にとって既存製品のLCMや諸般の事情により開発を断念した社内休眠化合物の活用、すなわちdrug repositioning(DR)は喫緊の課題の一つです。DRにおいて、膨大な医学・薬学情報の網羅的かつ客観的な解析は新規性の高い適応症候補を見出す上で必須です。しかし、通常、このプロセスを短期間で効率的に進めることは困難と言わざるを得ません。
本セミナーでは、網羅性、客観性および圧倒的スピードで、ヒトでは気付き難い新規適応症候補の発見を可能とする、弊社独自の自然言語処理AIエンジン「KIBIT」をベースとしたDRソリューションに関して、Target X (GPCR)の解析事例と共に紹介します。
●「仮説生成に特化したAI創薬研究支援ソリューション」
疾患との関連性が未報告な標的分子を創薬研究者が発見することが現在、極めて難しくなっています。FRONTEO Drug Discovery AI Factoryでは、大手製薬企業や国際的研究機関で培った豊富な創薬経験とAIに対する深い理解を併せ持つバイオロジストが自社開発の自然言語処理AIを活用し、独自の解析手法を用いることで新規性の高い標的遺伝子とその仮説生成を短期間に複数提案することが可能となりました。
AIとバイオロジストの融合による、創薬研究の大幅な効率化・加速化・成功確率向上への支援について紹介します。
【日時】 2023年11月30日(木) 12:00~13:00
情報交換会 (リアル会場でご参加の方のみ):同日13:00~13:30
【形式】 オンライン(Zoom Webinars)&リアル会場同時開催
※リアル会場ではお弁当・お飲み物をご用意しております。是非ランチョンセミナーとしてご参加ください。
【会場】 株式会社FRONTEO 品川本社 4階 AI Tech Lounge
(住所 〒108-0075 東京都港区港南2-12-23 明産高浜ビル)
※定員20人(先着順です。定員超過した場合はキャンセル待ちとなります)
【参加条件】
フリーアドレスをご利用の方・当社の同業者の方、ご所属先が不明な方のお申し込み等はご遠慮いただいております。当日Zoomにアクセスする際にはお申し込み時に記載した氏名・メールアドレスをZoom参加入力欄へ記載をお願いいたします。
株式会社FRONTEO
執行役員 CTO Drug Discovery AI Factory Executive Officer
ニューロ言語科学研究所 所長 兼 行動情報科学研究所 所長
博士(理学)
豊柴 博義
早稲田大学大学院 理工学研究科数学専攻。理学博士(数学、2000年に博士号取得)課程中の1999年より九州大学医学部附属病院の医療情報部にて医療データの統計解析を担当する。2000年よりアメリカ国立環境健康科学研究所(NIEHS)において、データ解析による発がんプロセスの研究などに参加。2004年からは独立行政法人国立環境研究所にて、毒性データの統計解析・疫学研究のデザインとデータ解析の研究に従事。2006年に武田薬品工業に入社し、バイオインフォマティクス分野の研究員、グローバルデータサイエンス研究所・日本サイトバイオインフォマティクスヘッド、サイエンスフェローを歴任。また、臨床試験データにおける遺伝子発現データ解析やターゲット探索、さらに免疫と癌におけるバイオマーカー探索にも携わる。
2017年よりFRONTEOでライフサイエンスAIの開発に従事。ライフサイエンスの領域に特化したAIアルゴリズムを開発。テキストのベクトル化という特徴を生かし、現在までに論文探索、創薬支援、認知症診断支援、転倒予測などのさまざまなAI製品をこの人工知能をベースに開発している。
2019年よりライフサイエンスAI CTO。2021年には執行役員に就任。数学的アプローチによる、AIの社会実装を更に推進する。
株式会社FRONTEO
ライフサイエンスAI事業本部 ライフサイエンスAI研究チーム 担当部長
博士(薬学)
林 一己
薬学博士号を取得後、山之内製薬(現アステラス製薬)に入社。炎症・循環器・腎臓領域を担当しリサーチマネージャーとして活躍。ドラッグリパーパシング室立ち上げDR研究に従事。KIBITを用いた解析方法の考案、解析方針立案、解析、仮説生成を担当。