開催概要
 
◆テーマ:人権リスクについて
 
◆日時:2021年6月16日(水)15:00~16:00
 
◆形式:メンバー限定クローズドセミナー 
 
◆利用ツール:Zoom Webinar
 
◆内容:
先月末、米国の税関当局によってユニクロのシャツの輸入が差し止められたニュースが大々的に報じられました。グローバル企業にとって、人権侵害に関するリスクが新たな経営課題となりつつあり、自社のビジネスが人権リスクをはらんでいないか、改めて確認する必要に迫られています。
 
そこで今回は、2011年に国連人権理事会で承認された「ビジネスと人権に関する指導原則」をきっかけに、欧州では企業の人権尊重責任に関係する取組みを義務的なものとする法整備が進んでいます。今回は欧州における人権に関する法規制について解説するとともに、日本では今後どのような取り組みが求められるのか、さらに、FRONTEOがサンプル調査を行ったウイグルの人権問題とサプライチェーンの解析事例を紹介します。
 
Q1 なぜ今人権リスクか?
Q2 欧州での人権に関する法規制とは?
Q3 OECD 多国籍企業の行動指針
Q4 日本では?
   ー外務省 ビジネスと人権に関する行動計画
   ー環境省 バリューチェーンにおける環境デュー・ディリジェンス入門
Q5 ウイグル問題とサプライチェーン
   ーFRONTEOサンプル調査 解析事例
 

登壇者
 
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金沢工業大学大学院 教授
株式会社FRONTEO 戦略アドバイザー
伊藤 俊幸 先生
防衛大学校機械工学科卒、筑波大学大学院修士課程(地域研究)修了。海上自衛隊で潜水艦乗りとなる。潜水艦はやしお艦長、在米国日本国大使館防衛駐在官、第2潜水隊司令、海上幕僚監部広報室長、同情報課長、防衛省情報本部情報官、海上幕僚監部指揮通信情報部長、海上自衛隊第2術科学校長、統合幕僚学校長、海上自衛隊呉地方総監を経て、2016年より金沢工業大学大学院(虎ノ門キャンパス) 教授を務める(イノベーションマネジメント研究科 イノベーションマネジメント専攻)。
 
専門:リーダーシップ論、組織論、安全保障論、メディア論、国際関係論、危機管理
論文・著書:
・学位論文:ロシアの外交政策(文化人類学的側面からの分析)
・著書:『リーダーシップは誰でも身に付けられる』(アルファポリス 2018年)
・監修:『防衛シミュレーション! 自衛隊vs統一朝鮮』(宝島社 2020年)
・産経新聞正論欄執筆者、その他、新聞・雑誌等への寄稿多数
受賞:防衛駐在官勤務の功績に対し米国防長官より勲章「The Legion of Merit」、海幕部長勤務の功績に対し米国防長官より勲章「The Legion of Merit」を受賞
その他専門情報:日本安全保障・危機管理学会理事、全国防衛協会連合会常任理事、日本リーダーシップ学会理事を務める。
 
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株式会社FRONTEO 取締役 
山本 麻理
広告代理店に入社後、リスクマネジメント会社に在籍。メンタルヘルスケア事業を立上げ、事業計画、商品開発、マーケティング、営業戦略を実行し業界トップシェアへと導く。2014年に同社取締役に就任し、2017年に東証一部上場を実現。2018年12月よりFRONTEOに参画、2019年6月より執行役員として社長室およびライフサイエンスAI事業を牽引。2020年6月に取締役に就任し、AIソリューション事業全域を管掌・指揮。
人工知能エンジン「Concept Encoder」を活用した診断支援や疾患予測のなどデジタルヘルス領域における開発を進めるとともに、ドラッグディスカバリ領域においても候補化合物発見のスピードアップを支援する創薬支援AIシステムの開発を進め、ライフサイエンスにおける新たな領域に挑む。
 
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