改正公益通報者保護法の本国会での成立、フォレンジック技術への改めての社会の注目、企業における性的スキャンダルと、2025年上半期を象徴するトピックを取り上げます。
企業における不祥事を予防すること、そして、万が一生じてしまった場合にクライシスマネジメントを間違えないことの重要性を再認識される皆様も多かったのではないでしょうか。
本セミナーでは、こうした最新の事案に現場で取り組む森・濱田松本法律事務所の2人の弁護士に、2025年の最新トピックを語っていただきます。その中で、いざというときに設けられる調査委員会では、いったいどのようなフォレンジック調査が行われているのかについてFRONTEOと弁護士の先生方との対談も含め、生の声をお届けします。
◆開催概要
・日時・会場
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業 東京オフィス
〒100-8222 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号
丸の内パークビルディング 16階
※現地開催のみ、オンライン視聴はございません。
・参加費:無料
・定員:100名(先着順です。定員超過した場合はキャンセル待ちとなります)
・ 参加条件: 企業様向けの開催とさせていただいております為、 フリーメールアドレスや個人ドメイン、また携帯電話キャリアやプロバイダーなど、ご所属先がわかりかねるアドレスの方、弊社と同業、及び法律事務所の方のお申し込みはお控えいただいており、ご参加をお断りする可能性がございます。
◆タイムスケジュール
|15:30 ~ 16:00 受付
|16:00 ~ 16:05 開催のご挨拶
|16:05 ~ 16:20 講演①
15分で分かる2025年度内部通報制度改正
昨年から公益通報、特に通報者の保護をめぐる問題が大きく報道され、世間をにぎわせており、このような中、公益通報者保護法の改正案が2025年6月の通常国会で成立しました。今回の法改正では、通報者の更なる保護を図るべく通報者の探索の禁止を法文に明記し、通報を理由とする解雇等への刑事罰が導入されるとともに、公益通報対応体制の整備義務に違反する事業者に対する消費者庁の権限が強化されるなど、日々の公益通報への対応にあたっての重要な改正が盛り込まれています。 本講演では、元消費者庁担当官である金山貴昭弁護士が、今回の改正の要点を15分で解説します。 |
|16:20 ~ 17:00 講演②
調査委員会で用いられるフォレンジック
(ショートメール、チャット、SNS、LINEなども含めた最新動向)
「フォレンジック」や「第三者委員会」という用語は、法務・コンプライアンス業界でもはや常識となりました。 しかし、委員会調査のような社外の弁護士が中心となってハンドルする調査において、どのようなフォレンジック調査がどのくらいの範囲で行われているのかについては、なかなか調査報告書にも現れないものです。 今回はそうした調査を数多く手掛けるFRONTEOと第三者委員会・特別調査委員会側(調査をする側)でも、調査対象会社カウンセル(調査をされる側)でも経験豊富な山内洋嗣弁護士、金山貴昭弁護士が現場の声をお届けします。 |
|17:15 ~ 17:55 講演③
トップマネジメントによる性的スキャンダルを防げ!
性的スキャンダルでトップマネジメントが一発退場になる時代です。 しかし、そのスキャンダルの内容は、男性幹部が宴席で女性の体を触る、部下の女性に交際を迫るといった「旧来」型が大半です。 なぜダメと分かっていて防げないのか?こうした性的不祥事で企業が貴重な人材を失うことになるのか? 私たちがいまトップマネジメントに伝えておくべきことは何なのか? 「企業オーナー型」と「組織人型」という二つの類型を念頭に、不祥事発生時の企業軍師として活躍する山内洋嗣弁護士が解説します。
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|17:55 ~ 18:15 Q&A
|18:15 ~ 18:25 会場移動
|18:30 ~ 19:45 情報交換会(立食、アルコール有)
◆スピーカー
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金山 貴昭 弁護士 森・濱田松本法律事務所外国法共同事業パートナー |
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山内 洋嗣 弁護士 森・濱田松本法律事務所外国法共同事業パートナー |
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※本セミナーはリアル開催のみとなっており、オンライン視聴はございません。